3.11 東日本大震災の津波から半年。甚大な塩害被害をした農家の農地を早期再生を通じて、「被災農家の支援」の一環として、「復興キャベツプロジェクト」を9月11日、仙台市太白区四郎丸の畑で始まりました。朝方パラついた小雨も上がり、キャベツの苗の植え付けには絶好の天候となり、開始から終了までの時間帯に様々なドラマが生まれました。農業に関心を持ち、復興支援に協力して頂けるボランティア約30人が参加し、復興キャベツの苗を「津波に流され、尊い命を失った方や被災され苦しんでいる方を思い」祈願しながら植え付けました。

プロジェクトに取組むのは、NPO法人「農商工連携サポートセンター」(東京都)と株式会社「マイファーム」(京都府)、そして、当社「株式会社ふるさとファーム」(仙台市)との3社共同体制の下で実施しました。
地元河北新聞に掲載されました!!
作業前の東四郎丸集会所に於いてのオリエンテーションでの専業農家「伊深勝行(67)」のお話して頂き、胸が引裂かれるような衝撃でした。全員、耳をそらしことなくじっと聞き入りました。
「津波以前は、周り一帯、70町歩(約70ha)は美しい畑だった。津波後は、がれきと雑草の荒れ放置となってしまった。私のように少しでも畑に手を入れている人は10人もいない。ほとんどの人は全く手をかけず放置している。畑に行っても以前は誰かに会ったが、今はほとんど会わない。ひとりで畑のがれきを拾っているととても寂しかった。誰も作付けしない。みんなあきらめているのかもしれない。でも、あきらめるのはまだ早いと思う。ひとりで何ができるか悩んでいたところに復興キャベツの話が来た。塩に使った畑でキャベツが育つか、リスクは高い。他に誰もやっていない。でも自分がはじめにやって、それを地元の人が見れば他にやる人もでてくるかもしれない。おかぁちゃんからはもう年だからやめろと言われているが心の中は燃えている。」
作付けした場所は、名取川河川敷にある伊深勝行さんの畑8アール。土壌に特殊なバクテリアを交ぜて塩分濃度を下げ、栽培環境を整えた。(株式会社「マイファーム提供)
11日は、約30人の老若男女が宮城県仙台市太白区四郎丸の野菜農家伊深勝行さんの畑に集合。3500本の伊深さんの指導の下に」苗を植えました!
伊深さんは「みなさんの協力はありがたい。表土も流されてしまったが、何とか成功させたい」と栽培に意欲を誓った。
農地には、温度や塩分濃度がリアルタイムで計測できるモニターを設置。得られたデータは、今後の栽培に活用して行きます。また、必要とするほかの農家さんなどにも提供できる体制を整っておりますので、下記にご連絡を頂ければご連絡致します。

はじめはなれない農作業におぼつかない手つきのひとがほとんどでしたが、だんだんなれるに従って作業ペースは上がり、井深さんの叱咤激励でなんとか終了。中腰で2時間ほどの作業にみなへとへと、腰はよろよろになりましたが、(帰った次の日がどうなるか?)終了後の反省会では3500株の苗を植えつけた達成感に浸り、キャベツ3500個をどうやって売るか、食べるか、はたまた加工するか話が盛り上がりました。
●ふるさとファームが目指す農業の姿!
【日本農業再生】
有機農業には、従来、食料の安全性や環境問題を真剣にかんがえる、先見的な生産者や消費者によって支えられてきた歴史があります。生産農家と消費者とが協力して有機栽培に当ってきました。「安全な食を求める」消費者が急激に増えている。しかし、喜んでばかりはいられません。有機栽培はおいそれと生産量を増やすことができないからです。それは、農薬や化学肥料の使用を極力抑えた有機農業は、驚くほど多くの人手を必要とする農法です。しかし、食にとって一番大切なのは安全性です!農薬など科学物質による自然環境や農産物の汚染を心配する多くの消費者が、いま、食の安全性を求めはじめたのです。安さより安全性を、素材より完成品を求める消費者たちが、確実に増えつつあるという現実。その責任とは、いうまでもなく食の安全性に対する責任です。環境に配慮したシステムを考えながら、「より安全なものを」、そして「よりよい品質のものを」という意識へと、いかに転換するか。食の安全性に対する責任とは、「家族の健康をあずかる主婦(夫)の責任感」。家族のために「より安全なものを」「より美味しいものを」という意識が強くなる!!これからの時代、家庭の主婦と同じ立場に立って食の安全性に責任を持ち、今後の農産物がその方向に向かわないかぎり、時代の要望に応えることはできません。
★農家の現状
・3.11東日本大震災から6ヵ月以上がたっても、いまだに見えぬ復興の姿、また、がれきの撤去、塩害に対する対策、農業復興への国の対応、どれをとっても3.11の姿のまま何も変わらない現状・・むしろ悪くなってきているかも?経済面の圧迫、生活への不安、将来の展望が見えぬ変わりあてた農地、などなど、その姿は不安と疑問だらけ?善意の義援金の末端まで届かぬ現状、無策な政府の政治的判断の遅さ・・現場を回ってみて出てくる言葉は不安ばかりのお話でした。また、高齢化になっている農家が多く、今後の展望すら対話出来ません!半分以上の生産者の方は、農業をやめる、やめたい、今は、先のことを何にも考えられない。また、後継者問題も深刻で、魅力を感じない・・そんな農業を、将来あるべき農業の姿を描きだして、夢と希望を伝え、新しい農業の発想とビジョンを描かなくては、日本の農業は衰退してしまい、将来的には食糧危機が本当にやってきます。農業発展に寄与できる農家の組織を作り、魅力あふれる農業を創って行かなくてはなりません!点から線へ、そして面へと。個人農家からグループ、グループから組織へと進化させて、地域づくりと共に築きあげていくことが使命と考え、自分たちに課せられた宿命として取組んで行きます。

●今回参加された皆様方に、特に感じ取って頂きたいと思っておりした。一時的なイベントとして終わりではなく、実際に現場に足を踏み入れ、体験と経験を一人でも多くの方に伝えていけたなら、この企画が、私たちが目指す方向性を認識して頂けるのではと思っております。それが「農業流通改革」として活きてきます。各自が体験した被災地の農業が、今後大きく花が開くと思います。また、農作業後、津波が押し寄せた名取市閖上近郊の現場見学で感じ取り、津波による甚大な被害が心に焼き付き心を痛めたと思います。貴重な経験から、皆様の身となり骨となって、新しい人生のお役にたつことを、心よりお祈り申し上げます。本当にご苦労様です!そして、有難うございました!!

キャベツはとてもやわらかくて収穫後の傷みが早いために市場では流通していない品種とのこと。楽しみですね。収穫は12月の上旬(12月10日頃を想定)。
●今後の日程については、11月には収穫の日程を決めて募集しますので、皆さん!是非、次回ご参加お待ちしております!
■ 「復興野菜」旬のおませセットを12月から販売予定しております。
もちろん!今回、収穫される「復興キャベツ」も含まれ、11月1日より予約開始いたします!!
【伊深さんち野菜お得なセット】
【送料別途】全国一率630円 クロネコヤマト宅配(一部離島は除く)
・句の野菜とセット
・旬の野菜7~8種類
セット内容予想
・復興キャベツ
・里芋
・ブロッコリー
・カリフラワー
・仙台まがりネギ
・人参
・じゃがいも
・大根
・その他
おまかせ詰め合わせセット
●特別価格 3,000円
(税込、送料別途)
その季節に採れる旬の野菜の詰め合わせとなります。
季節によって葉物野菜が多かったり、根菜が多かったりといったことがございますが、ご了承下さい。大地の恵の「
伊深さんち句の野菜」で季節の移り変わりを肌で感じて、食の美味しさをご堪能して頂くキッカケになればと考えております。
※送料に関するご注意
他の商品と同時購入の場合には、誠に申し訳ございませんが送料が別途かかります。